国の施設である刑務所、拘置所、少年院等の職員は、憲法上の制約により被収容者の欲求に対応できないことから、民間の篤志宗教家である教誨師が、彼らの宗教的欲求に応えかつ、改善更生を促し社会復帰を図ることを目的に各教宗派の教義に基づき、改過遷善等の面接指導を行い、矯正教育の一翼を担う活動をしております。
教誨とは、字義的には教え諭すことであり、宗教教誨とは、全国の刑務所、拘置所、少年院等の被収容者に対し、各教宗派の教義に基づき、徳性や社会性の涵養を図り、健全な人格の形成に寄与する作用です。
これらの活動を矯正施設からの要請を受け、ボランティアとして行っている民間の宗教家が教誨師です。
宗教教誨と教誨師
「近代宗教教誨師発祥の地」記念碑
平成21年3月26日 名古屋刑務所庁舎前に建立される。
主碑 縦 2.3メートル 横 3.2メートル 白御影石